どっちを向いても何も無い







婚約指輪を買いに行った帰り。





僕らはオープンカフェに寄った。








コーヒーを注文し、お互いの顔を見合う。








すると、自然笑みが零れ落ちた………
















コーヒーが届けられ、しばらくコーヒーに舌鼓。








カウンター側の席に何人かの女子高生らしき子達が座った。








その子らの声は大きく、遠く離れた僕らの席まで届いていた。








その中に興味を引く話があった。















「指輪を二つ重ねて~、そーそー、メビウスの輪みたいに~。そうすると二人は永遠に結ばれるんだって。」













僕らは顔を見合わせた。




最初はそんなことある訳無いよ。と言っていた彼女だったがだんだんその気になってきて、遂には重ねてみようと言い始めた。









僕は、渋々買ったばかりの指輪を取り、差し出した。















彼女も同じように……
















二つの指輪が重なり触れた刹那






















ピカッ!















指輪の丁度重なった部分に雷が落ち僕らの愛は、絆は永遠になった。









僕ら二人をもう誰も引き離すことは出来ない。















決して………。



  1. 2008/03/14(金) 16:23:08
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